上司の言葉は、後になってわかる

自分を変える

最初に伝えたいこと

・上司の一言が、あとになって効いてくることがある。
・理解できないアドバイスほど、“自分が見えていない視点”がある。
・聞く力を育てることは、成長の一歩。

こんなとき、ありませんか?

トラブルが発生して上司に相談したのに、返ってきた言葉が抽象的で「結局どうすればいいの?」と思ったこと。
そのまま無視して自分のやり方で進めたけど、結局うまくいかず…あのときの言葉、今ならわかる。そんな経験、ありませんか?

ここで得られるもの

この話から得られるのは、「わからない言葉こそ、学びの入り口」という視点です。
上司の一言をただの“返答”で終わらせない。
「なぜその言葉を選んだのか?」と問い直す習慣が、自分の成長を加速させます。

私の経験を基にご説明します

こんにちは、ブログ管理人のケイです。

ある日、私が担当している工場で設備に関するトラブルが発生しました。
対応策を検討する中で上司に報告したところ、返ってきたのは意外な一言でした。

「一度、gennba(現場)をゼロから見直してみろ」

…正直、意味がわかりませんでした。
「そんな曖昧なこと言われても」と思い、そのまま自分なりに調査を進め、応急的な対策を打っていきました。

でも、どうもうまくいかない。対策をしても現場の反応が鈍く、成果が見えない。

それから2か月後。再度、私は現場を細かく歩いて観察し、作業者の動線、設備の配置、作業順の流れなどを見直しました。
そして、ようやく気づいたのです。

「これは、構成全体が間違っている」

部分的な改善ではなく、コンセプト自体を再設計する必要があったのです。
その瞬間、ふと上司の一言がよみがえりました。

「gennbaをゼロから見直せ」

ああ、あの時、上司は一目で全体の構成の歪みに気づいていたのだとわかりました。
でも私は、それを「抽象的な言葉」として片づけ、理解しようとすらしなかった。

結果、2か月もの時間と、多くの無駄な改善策を現場に押し付けてしまった。
さすが上司、年の功。現場を知り、構造を見抜く「目」を持っていた。

今では、わからないアドバイスが出たとき、こう考えるようにしています。

「自分には見えていない“視点”がある」

意味がわからないなら、まずは考えてみる。
それでもわからなければ、正直に聞く。それができる人こそ、成長していくんだと思います。

最後に伝えたいひと言

理解できない言葉の中にこそ、成長のヒントがある。その一言を無駄にしないように。

あなたの話、聞かせてください

あなたは、上司の一言で後から「ハッ」とした経験、ありませんか?
ぜひコメントやDMで教えてください。

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