こんなとき、ありませんか?
・なんでも自分でやろうとして時間ばかりが過ぎる
・不得意な仕事に時間を割きすぎて、得意分野が活かせない
・「人に任せるのが苦手」で疲弊してしまう
・得意だったことが、いつの間にかできなくなっている
・上司から「もっと努力しろ」とだけ言われてモヤモヤ…
ここで得られるもの
・自分の得手不得手を正直に見つめる勇気
・不得意を任せる戦略と仕組みの作り方
・得意を活かして成果を最大化するマインドセット
私の経験を基にご説明します
こんにちわ、ブログ管理人のケイです。
今日は「得意なことは伸ばし、不得意なことは任せる」というテーマについて、私自身のリアルな経験をもとにお話ししたいと思います。
人には得手不得手がある。それでいい。
誰しも得意なことと不得意なことがあります。 全て100点を取れる人なんていません。
私も例外ではありません。 昔の上司にこう言われたことがあります。 「不得意なことを克服しないとこの先はないぞ」 この言葉、正直胸に刺さりました。そして真剣に向き合いました。
不得意克服に全振りして崩壊した“暗黒の2年”
私は「維持継続」がとにかく苦手です。 ルーティンや同じことをコツコツ続けるのが大の苦手。 現場で作業手順を守ることも、つい抜け道を探してしまうタイプでした。
それでも、「上司の言うことは正しい」と信じ、 得意だった企画・発想・改善業務を一度脇に置いて、 不得意なルール運用、点検、日常業務の“維持管理”に力を注ぎました。
……でも、結果は惨敗でした。
頭の中は常に苦手な業務でいっぱい。 成果は出ず、ストレスだけが溜まり、 私の“得意”は完全に影を潜めていきました。
当時の私は、まさに“空回り管理職”。
得意なことで150%出せた成果が、苦手なことで50%にも届かず、 「何やってるんだろう…」と毎日思っていました。
吹っ切れた転機と、“任せる”という選択
ある日、上司が異動し、新しい上司になったタイミングで私は決断しました。
「もう一度、自分らしくやってみよう」
私は不得意な維持・管理業務を、チームメンバーに“任せる”方向に舵を切りました。
具体的には:
✅ 項目ごとに担当者を明確にする
✅ 毎週1回、チェックシートで状況確認
✅ 私は確認と進捗チェックに集中する
これが当たりでした。 維持業務は安定し、私は本来の得意業務で再び輝きを取り戻せました。
「全部自分でやるべき」は幻想
部下に任せるのが怖い気持ち、よくわかります。 「自分でやった方が早い」 「任せたら質が落ちるかも」
でも、管理職がやるべきことは「全部自分でやる」ことではなく、 「人を活かすこと」なんですよね。
人に任せると、自分の不得意から解放され、 部下も成長し、チームとして成果が上がる。 それこそが本当の「マネジメント」だと、私は思っています。
得意を活かすことが、結果として全体の利益になる
私は改善や新規企画に強いタイプです。 今はその力を思い切り活かせる環境になりました。
そして、チームメンバーは私の苦手を補ってくれています。 これが最高の分業体制。
組織って、一人で完璧を目指すのではなく、 「互いの得手不得手を補い合ってこそ強くなる」んです。
不得意なことを捨てるのではなく、“仕組みで補う”
私は維持管理の業務を完全に放棄したわけではありません。 「人に任せつつ、仕組みで継続できる状態をつくる」 これがとても大切だと感じています。
任せて、進捗を“チェック”する。 あくまで“主導権”は自分にある。 だから安心して任せられる。
これが、私の確立したスタンスです。
最後に伝えたい一言
不得意なことは人に任せ、得意なことで人よりも成果を出した方が効率がいい。
「全部できる人」になるより、 「得意を活かして成果を上げる人」になりませんか?
あなたの話、聞かせてください
あなたにも「不得意だけど頑張ってること」「得意だけど遠ざけてしまったこと」ありませんか? あなたのエピソードを、ぜひコメントやDMで教えてください。 一緒に“自分らしい働き方”を見つけていきましょう!
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