リーダーシップは「自分らしさ」だけじゃ足りない〜研修で叩き込まれた現実〜

自分を変える

最初に伝えたいこと

・リーダーシップとは「自分らしさを押し通すこと」ではない。
・多様な価値観を認め、受け入れ、まとめていく力が求められる。
・自己理解+他者理解、これがリーダーシップの本質。

こんなとき、ありませんか?

「自分は間違っていないのに、なぜチームがついてこない?」
「正論を言っているのに、なぜ伝わらない?」
リーダーとしての行動が、なぜかうまく機能しない。
そんなもどかしさ、ありませんか?

ここで得られるもの

この記事では、私が実際に受けたリーダーシップ研修を通じて気づいたことを共有します。
「自分とは違う人がたくさんいる」という前提に立ち、リーダーとしてどう動くべきかのヒントを得られるはずです。

私の経験を基にご説明します

こんにちは、ブログ管理人のケイです。

リーダーシップ研修、受けてみた

かなり前の話ですが、私は「リーダーシップとは何か?」を学ぶための講習を受けたことがあります。
もちろん詳細は伏せますが(主催者にバレたら恥ずかしいので笑)、内容はとても印象的でした。

そこで学んだことを、今回は共有したいと思います。

1. 固定概念との向き合い方

最初に出されたテーマは、「ある表題を見て、それぞれが何を思うかを共有する」というもの。

私は、自分の考えをサクサクまとめ、発表しました。
が、周囲の発表を聞いてびっくり。

「そんな視点もあるのか」
「そこに注目するとは思わなかった」

正直、自分の視野の狭さにショックを受けました。

私は無意識に「自分中心」の考え方に縛られていた。
でも、リーダーに必要なのは、多様性を認め、それぞれに合ったアプローチを考える柔軟さだと学びました。

2. 自己を知る

次のワークは「自己理解」。

私の診断結果は、いわゆる「説得型」。
一時期流行った性格診断でいうところのENTJ(指揮官)タイプです。

つまり、「論理と推進力で引っ張るリーダー型」。

ここまでは「うん、わかる」と思ったのですが、講師からさらに衝撃の事実が。

「このタイプ、日本人やタイ人ではかなり少数派です。全体の2%程度しかいません」

さらに、「日本人・タイ人の約60%は真逆のタイプ」とのこと。

……つまり、私が普通に考え、行動し、伝えたことは、
周囲から見れば「理解不能」に映っている可能性が高い。

これを聞いて、ガツンと頭を殴られた気分になりました。

3. チームゲームで見えた「違う思考回路」

さらに研修中、チーム対抗のゲームがありました。

5人ずつ2チームに分かれて、ルールの中で競い合う。

当然、私は持ち前の出しゃばりを発揮して、どうやったら勝てるか必死に考え、仲間をまとめ、見事勝利。

しかし、ゲーム後の座談会でまたも衝撃。

チームメンバーたちが語ったのは、こんな考えでした。

  • 「両チームが勝敗つかずに終われる方法を考えてた」(平和主義)
  • 「相手を驚かせる方法を考えてた」(エンタメ志向)
  • 「負けてもいい、相手に嫌な思いをさせたくない」(共感重視)

……私の頭の中は「勝つ」「ボロ勝ちする」しかなかった。

勝つことが正義、それ以外に価値を見出していなかった。

でも、世の中には“勝ち負け以外の価値観”を大事にする人がたくさんいる。
しかも、そういう視点の方が結果的にチームがうまく回ることも多い。

これは、ものすごい学びでした。

4. 出しゃばり=悪ではない

もう一つ、嬉しい気づきもありました。

私は「すぐ先頭に立ちたがる」という自覚があります。
これは自分の中では「悪癖」だと思っていました。

でも、座談会でこんな言葉をもらったのです。

「あなたみたいな人がいると頼りがいを感じる」

リーダーシップを発揮すること自体は、悪ではない。
それを必要としてくれる人が、必ずいる。

この言葉が、リーダーとしての私に大きな自信を与えてくれました。

最後に伝えたいひと言

自分と違う価値観を持つ人がいっぱいいる。
リーダーはそれを受け止め、活かし、まとめていく存在でなければならない。

あなたの話、聞かせてください

あなたが「リーダーシップって難しい」と感じた瞬間、ぜひ教えてください!コメントやDM、お待ちしています。

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