伝えたつもりで、すれ違う。異文化の現場で学んだ“確認の大切さ”

異国で働くということ

最初に伝えたいこと

・「言ったはず」がすれ違いを生むことがある。
・異文化では“察し”が通じないから、明確な言葉と確認が必要。
・伝えるだけでなく、伝わるまで一緒に確認することが信頼につながる。

こんなとき、ありませんか?

「OKって言ってたのに、なんで終わってないの?」
「言ったつもりだったけど、どうやら伝わってなかった」
そんな経験、異文化の現場では特に起こりやすい。

ここで得られるもの

このブログでは、文化や習慣が違う相手と仕事をするときに、
「伝える」だけではなく「伝わる」ために必要な確認の工夫について学べます。

私の経験を基にご説明します

こんにちは、ブログ管理人のケイです。

タイの現場で働いている中で、「伝えたつもり」が通じなかった苦い経験がありました。

さらに、「もし終わらなかったら残業になるよ」とも伝えておきました。

ある日、出来高の確認のために現場へ足を運び、口頭で「今日のプランはいくつ?」「今どんな感じ?」「定時で終わりそう?」と順に確認。
返事は「OK、問題なしです」だったので、予定通りだろうと思っていました。

ところが翌日、ローカルマネージャーから報告が。

「昨日のプラン、未達成でした」

確認してみると、前工程は完了していたが、後工程が終わっておらず全体としては未完。
しかも、残業などのリカバリーもされていませんでした。

これは完全に「伝えたつもり」になっていた自分のミスでした。

僕が前提としていたのは「後工程まで終わって完了」だったけれど、相手の中では「自分の担当が終わればOK」だった。
同じ言葉でも、見ている“中身”が違っていたんです。

さらに言えば、文化の違いもある。
日本のように「言わなくてもわかるでしょ」は、通じないのが当たり前。

それ以降、僕は伝えるときにこう変えました:

  • ✔ 口頭だけでなく、資料や図で見せる
  • ✔ その場で相手の言葉で復唱してもらう
  • ✔ 「OK?」で終わらせず、次にどう動くかを共有
  • ✔ 管理者レベルでの最終確認も並行して行う

「伝えた」で終わらず、「伝わったか」を確認する。
この小さな積み重ねが、誤解を防ぎ、信頼を深めていくのだと実感しています。

現場は日々変わる。その中で成果を出すには、
言葉を正しく届け、意図をすり合わせる努力が欠かせません。

文化や言語が違っても、「確認し合う姿勢」は必ず通じる。

この経験をきっかけに、僕は“伝える”ことの意味をもう一度見つめ直しました。

最後に伝えたいひと言

「伝えた」は自己完結。「伝わったか」は信頼への第一歩。

あなたの話、聞かせてください

「伝えたのに伝わらなかった…」そんな経験ありませんか?
コメントやDMで、ぜひあなたのストーリーも教えてください。

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