こんなとき、ありませんか?
・Z世代が何を考えているのか理解できない
・言わないと動かない、指示しないと何も進まない
・自分の若い頃と比べて「なぜこうなのか」とモヤモヤする
・怒ってばかりで自分が疲れる
・頑張って教えてるのに、彼らは響いていない気がする
ここで得られるもの
・Z世代への理解と接し方のヒント
・怒らずに伝える“腹落ち”の仕方
・新世代を活かすチームづくりの実例
私の経験を基にご説明します
こんにちわ、ブログ管理人のケイです。
今回は「Z世代との向き合い方」について、私が現場で経験した実話をもとにお話しします。
「近頃の若いモンは…」と私も言っていた
私はいわゆる「X世代」「ゆとり世代」と呼ばれる世代です。
昔は「近頃の若い者は…」と言われて育ってきました。
会社の元上司、私にとって“第二の父”のような存在からも、 よくそんな風に言われていましたが、彼はそれでも根気強く私を育ててくれました。
そんな私も、今では“言う側”になりました。
Z世代と呼ばれる若手社員たちと日々仕事をする中で、 「なぜこんなに指示待ちなんだろう」 「自分で考えて動こうよ」 と、モヤモヤすることばかり。
特に新卒が増えてきた時期には、 現場で怒る・怒る・怒る…… 毎日がその繰り返しで、私自身が疲弊していました。
怒りの連続から生まれた“暇つぶし”の試み
ある日、あまりにイライラして「今日は怒るのやめよう」と思いました。
時間に余裕があったのもあり、「試しに丁寧に説明してみるか」と思ったのです。
そこでZ世代の若手に対し、こう伝えました:
・なぜこの作業が必要か
・この作業が会社やチームにどんなメリットをもたらすか
・やらなかった場合のデメリット ・そして、自分にどう影響するか
ここまで細かく話すのは、正直めんどくさい。
でも、やってみたら——彼が変わったんです。爆発的に。
「理解してない」から「やらない」だけだった
彼はそれまで「やる気がない」「だらけてる」と思っていたけれど、 実は“意味が腹落ちしてなかった”だけだったんです。
彼らZ世代は、「納得できないと動けない」
決して「できない」のではなく、「腑に落ちてない」から“動かない”だけだったんです。
彼の行動が変わったことで、周囲の空気も変わりました。 “怒る上司”だった私は、今では“話をしてくれる人”になり、 Z世代たちも私にいろんなことを相談してくれるようになりました。
“察する文化”は、もう通用しない
私たちは「背中を見て学べ」とか「一言いえばわかるだろ」で育ちました。 でもZ世代はちがいます。
彼らは、“言葉”で“論理”で“理由”で理解し、動く世代。
だからこそ、「説明」「共有」「腹落ち」が欠かせない。
それを無視して「自分の時はこうだった」と言っても通用しないし、 それでは彼らも、私たちも、疲弊するだけなんです。
管理手法をアップデートする
私は今、Z世代をチームの中核に据えて仕事をしています。 怒鳴ることはもうなくなりました。
代わりに:
✅ 細かく説明し、背景や理由を共有する
✅ 目的と意味をセットで伝える
✅ 感情で動かすのではなく、理解と納得で動いてもらう
その結果、Z世代中心のチームが、 過去最高の生産性を記録しています。
“変わるのは相手”ではなく“自分”
「わからない」「難しい」とZ世代を突き放すのは簡単です。
でも、それで成果が出ないなら意味がない。
結局、変わらなければならないのは“私たち管理者”なんです。 新しい世代に合わせて、自分の管理スタイルをアップデートする。
それは甘やかすことでも、迎合することでもない。 “伝え方”を変えるだけで、組織は驚くほど変わります。
最後に伝えたい一言
新しい世代が出てきたら、管理者もアップデートしないといけない。
Z世代は「できない」のではない。
「納得しないと動かない」だけなんです。
あなたの話、聞かせてください
あなたの職場ではZ世代とうまくいっていますか? 「Z世代あるある」「こんな伝え方が刺さった」など、 ぜひあなたの経験もコメントやDMで教えてください。お待ちしています。
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